キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS平成25年 3月 20日 作成

00200

概略

キヤノンが製造・販売している、有効画素数1600万画素、光学16倍ズーム搭載、単3電池駆動デジタルカメラの製品レビューです。

製品パッケージ及び概観写真

キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_01
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_02
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_03
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_04
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_05
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_06
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_07
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_08
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_09
キヤノン デジタルカメラ PowerShot SX160IS 画像_10

簡易製品仕様

メーカー名 キヤノン(CANON)
型番 SX160IS
カメラ部有効画素 約 1600万画素
CCDサイズ 1/2.3型
光学ズーム倍率 16倍
撮影距離
(レンズ先端より)
オート:1cm~∞(W)/60cm~∞(T)
マクロ:1cm~50cm(W)
液晶モニタ− 3.0型 TFTカラー液晶
(約23.0万ドット)
撮影モード マニュアル露出、絞り優先、シャッタースピード優先、プログラム、ライブビューコントロール、オート、シーンモード、クリエイティブフィルターモード、マナー
記録媒体 SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード
電源 単3形アルカリ電池(2本)
単3形ニッケル水素電池(2本)
サイズ(mm) 111.0×72.5×44.1
質量(g) 本体のみ=約 243
バッテリおよびメモリーカード含む=約 291
同梱品 リストストラップWS-800、インターフェースケーブルIFC-400PCU、単3形アルカリ乾電池(2本組み)、Canon Digital Camera Solution Disk
生産国 日本

製品の特徴

光学16倍ズーム

遠くの笑顔も美しく「光学16倍ズーム」「プログレッシブファインズーム32倍」

コンパクトなボディーに光学16倍ズームレンズを搭載。ダイナミックな広角撮影から臨場感あふれるズーム撮影まで、幅広い画角で多彩な表現を実現します。プログレッシブファインズームなら32倍の高精細ズームが可能です。

「デジタルテレコン」

F値を小さく抑えた状態で倍率を上げることができ、高速シャッターで手ブレを抑えられます。倍率は約1.6倍と約2.0倍を選択可能です。

飛躍的なスピードアップを実現「高速AF」

撮りたい瞬間を確実に捉えるために。SX160 ISは、0.25秒の高速AF、0.29秒の撮影タイムラグを実現。驚異的なスピードで、一瞬のシャッターチャンスをキレイに撮影します。

こだわりオート

32シーン認識の「こだわりオート」

むずかしい設定はいっさい不要。顔の有無や、光の加減など、撮影時の多彩なシーンを判別して、カメラが自動で設定を行うので、どんなシーンもかんたんキレイ。

「マルチシーンIS」と合わせて、さらに広がる判別パターン(78パターン)

6つのブレ補正をカメラが自動で切り替えるマルチシーンISと連動することで、実に78パターンの判別が可能。幅広いパターンで撮影を美しくサポートします。

写真の主役を勝手にキャッチ。動いていてもピントはそのまま

カメラが主役となる被写体を自動で判断して、ピントと露出を合わせます。人物はもちろん動物や乗り物にも対応。一度ピントを合わせたら、そのあと被写体が動いても追いかけ続けます。

指定した被写体にピントを合わせ続ける「キャッチAF」

撮りたい被写体をボタンで選択すれば、被写体が動いてもピントと露出を合わせ続けます。オート時はボタンを押して起動、非オート時は撮影メニューから選択して起動します。

被写体が動いても、ピント・露出を合わせ続ける「サーボAF/AE」

シャッターボタンの半押し後も、動いている被写体にピントと露出を合わせ続けます。ピント・露出調整にかかるタイムロスを短縮でき、思いどおりのタイミングで撮影できます。

マルチシーンIS

シーンを判断してブレ補正を切り替える「マルチシーンIS」

シーンに合ったISを自動で切り替え。設定を気にせず、いつでもくっきりキレイな写真と動画を記録することができます。

「こだわりオート」と合わせて、さらに広がる判別パターン(78パターン)

32シーンを認識するこだわりオートと連動することで、実に78パターンの判別が可能。幅広いパターンで撮影を美しくサポートします。

細かい手ブレまで高精度に補正する「光学式手ブレ補正(IS)」

レンズの一部を平行移動させ、光軸のズレを補正するレンズシフト式手ブレ補正機構。キヤノンでは金属に比べ摩擦抵抗が少なく応答性の高い「セラミックボール支持方式」を採用しています。シャッタースピード換算で約3.5段分※の手ブレ補正効果を実現します。

動画

高いクオリティの「ハイビジョン動画」

1280×720ピクセルのハイビジョン動画に対応。高精細映像を楽しめます。また、撮影中のステレオ音声録音やオートフォーカスにも対応。被写体の魅力を引き出す、美しい動画が録画できます。

撮影中、被写体に合ったシーンを判別する「こだわりムービー」

人物の有無やシーンの明るさを判断し、録画状況を21シーンで自動識別。動画撮影中に変化する光の強さや顔の有無に応じて、カメラが常にシーンを判別して、ピントや露出を自動で調整します。ムービーのはじめから終わりまで、常にキレイに録画可能です。

「マルチシーンIS」と合わせて、さらに広がる判別パターン(69パターン)

6つのブレ補正をカメラが自動で切り替えるマルチシーンISと連動することで、実に69パターンの判別が可能。幅広いパターンで撮影を美しくサポートします。

独特のぼかしと早送り再生が新鮮な「ジオラマ風動画」

ミニチュア模型のような効果と早送りによる動きを楽しめる、ジオラマ風の動画に対応。見慣れた風景が、新鮮な印象の楽しい動画に生まれ変わります。

サクサク編集した動画を、共有して楽しめる「iFrame動画」

付属ソフトウエアImageBrowser EXでの動画編集や、アップル社のビデオ編集ソフトウエアiMovie 11への取り込みが高速化され、動画の編集作業がよりスピーディーに行えます。編集した動画をSNSにアップすれば、ムービーライフがさらに充実します。

撮影モード

撮影意図に合わせて設定調整できる「撮影モード」

被写体やロケーションに合わせて、任意に設定調整できるさまざまな撮影モードを用意しています。

こだわりの写真を実現するサポート機能

異なる3つのピントを同時に記録できる「AFブラケティング撮影」

マニュアルフォーカス時に1レリーズで焦点距離を前後にずらした3画像を記録。撮影後にベストな一枚を選択でき、ピント合わせが難しい接写やワンチャンスで動く被写体を狙うときに便利です。±1/3ずつ露出値が異なる3画像を同時に記録するAEブラケティング撮影もあります。

多彩な効果を楽しめる「シーンモード」「クリエーティブフィルターモード」

色の変化で自分好みに楽しめる「マイカラー」「レタッチマイカラー」

その他

回転操作でスピーディーに設定調整できる「コントローラーホイール」

ホイールを回転させることで、設定の選択や画像送りなどがスピーディーに操作可能。親指ひとつでかんたんに設定切替が行えます。

収納できてスマートな外観「ポップアップストロボ」

夜間や室内での撮影に便利なポップアップストロボを搭載。使わないときは、内部に収納できます。

旅先でのバッテリー交換に便利な「単3形電池対応」

電池残量がなくなっても、すぐに交換できる単3形アルカリ電池に対応。単3形アルカリ電池2本で約140枚まで撮影できます。

直射日光下でも見やすい「3.0型液晶モニター」

細部までキレイに映せる、高精細3.0型液晶モニターを搭載。直射日光下でも反射や映り込みを抑え、幅広いシーンで優れた視認性を発揮します。

引用元:http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/sx160is/index.html

使用所感

購入前は、ちょっと不恰好(ちょっとゴツイ)かなぁ?と思っていたのですが、実際実物を手にとって見ると、「以外に小型でスタイリッシュなフォルムだ」と言う印象を持ちました。


高級感は無いものの、かと言って安っぽさは全くありません。


今の流行り?なのか、角が丸まった形状をしています。(前モデルに比べると、大分丸みがとれた様です。)


高倍率・大型レンズを搭載している為か、レンズ部が少し出っ張っています。気軽に胸ポケット等に入れたりするには向かない様に感じました。

レンズ部

撮影モードも多彩でオートからマニュアルまで撮影できます。


-フルオート撮影(こだわりオート)に関して-

フルオートで撮影行った場合、カメラを被写体に向けると自動で撮影モードを選択してくれます。近くに被写体が有ると「マクロモード」、人の顔が有ると「ポートレートモード」、カメラが自動でモード変更を行ってくれ 又、シャッタースピドード、ISO等も設定してくれます。

この他にも、被写体のピント・露出を合わせてくれる機能等もあり、かなり賢いカメラという印象も持ちました。

難しい設定は一切いらず簡単に撮影出来ます。


【オートファーカス】

非常に優秀で、ピントが合うまでの時間も早いです。


【画質】

非常に良い!と思います。

感度を上げても、ノイズの少ない画像の様に感じます。


【動画】

ハイビジョン(1280×720:25fps)とスタンダード(640×480:30fps)の動画撮影が可能です。
撮影中にもオートフォーカスが効き、光学ズームも使えます。

画質は綺麗な方だと思います。

気になる点としては、静かな場所で撮影中に光学ズームを使用すると、モーター音も少し入ってしまう事です。


【起動性】

電源ONから撮影可能状態まで約1秒程度で、特に不満はありません。


【携帯性】

電池を入れた状態で、約300gあります。昨今のコンパクトデジタルカメラの中では重い部類に入ると思います。軽量・コンパクトさが絶対条件の方でササッと軽快に使用したい方には不向きな様に感じました。(私は全く問題無い重さです。)


【操作性】

各種ボタン・モードダイヤル共に右手親指のみで操作でき、非常に操作しやすいです。又、コントローラーホイールにおいても、親指でクルクルと簡単に回す事ができ使い勝手が良いです。

モードダイヤル部
各種ボタン部

【ブリップ感】

グリップ部は少し盛り上がっており、シルバーのプラスチック材?が装着されていいます。もう少し高さが有るとブリップ感が増すと思うのですが、こればかりはデザインとの兼ね合いも有ると思われる為、しょうがないですねぇ。

ブリップ部

【液晶】

液晶モニタ−は3.0型と大きいですが、「約 23.0万ドット」と低画素である為、少し荒く見えます。又、光量の少ない室内等では、ゲインアップする為か画像が非常に「ノイジー」になります。

低画素である為、マニュアルフォーカス時においては、ピントの山がつかみにくく、はっきり言ってマニュアルフォーカスはあまり使えないと感じました。

液晶部

【手ブレ補正】

静止画撮影時に機能する「静止画IS」を確認しましたが、あまり補正が効いていない様に感じました。(手ブレ補正搭載機種を使用するのが初めてで、過度な期待をしてしまっていた。後にいろいろ使用してみると、確かに手ブレ補正はしっかりと効いてる様でした。)


【電源・バッテリー】

非常に良いです。

とりあえず、手持ちの「eneloop」と、デジカメと一緒に購入した「eneloop lite」で何枚撮影できるかテストしてみました。(アルカリに関しては後日テスト後、掲載したいと思います。)

「撮影可能枚数」・・・・・撮影条件=ラージ(L)、ファイン、液晶モニターON、フラッシュOFF

電池種類 メーカー値 実測値
アルカリ乾電池 約 140 枚 未測定
ニッケル水素充電池 eneloop
2000mAh
(min=1900mAh)
約 380 枚 約 850 枚
「約 250 枚」撮影すると残量警告ランプが点滅
(消えたり点滅したり不安定=電池が原因かも)
東芝製
1550mAh
(min=1500mAh)
約 600 枚
「約 450 枚」撮影すると残量警告ランプが点滅
eneloop lite
(min=950mAh)
約 160 枚
「約 110 枚」撮影すると残量警告ランプが点滅

【その他】

シャッターを切ってから次に写真が撮れるようになるまでワンテンポ有り、軽快さに欠けるような気がしました。


フラッシュのチャージに少し時間がかかります。フラッシュ発光撮影した直後にはフラッシュ充填時間が数秒間あり、直ぐに次のフラッシュ発光ができませんでした。

総評

総じて、大満足の商品です。


5年以上前に発売されたデジカメを使用していたので、機能の進歩に正直驚いています。凄い!!

マニュアル操作、手ぶれ補正等々、機能がてんこもりです。


ビックリする程、電池の持ちが非常に良い!!(eneloopで850枚程撮れたので。)


乾電池・ニッケル水素電池が使えるので大変便利で、電池の持ちが非常に良いです。電池切れの場合は最悪、容易に購入する事がきるアルカリ乾電池にて急場をしのげるので、それ程電池切れを気にしなくてすみそうです。

昨今、単3電池の使える機種が少なくなっている様なので、貴重な機種になるのでしょうか?


-良かった機能-

シーンモードの一つである、暗い場所でも手ブレや被写体ブレを抑えて撮影「ローライト」。

記録画素数が4Mに固定され 又、ISOが最高6400まで上がり、三脚が無く室内で光量の少ないシーンでもシャッタースピードが確保出来、ブレ難く明るめに撮影する事が出来ました。


-ちょっと不満な点-

1).液晶の解像度 → 光量の少ないと「ノイジー」になる。マニュアルフォーカス時のピントが合っているのか少し解り難い。

2).手ぶれ補正 → あまり補正がかからない様に感じる。(手ぶれ補正搭載機種の使用が初めてで、過度に期待し過ぎていた為かもしれませんが。)


価格の安く、満足できるデジタルカメラでした。おすすめです。

その他

商品詳細(キヤノン HP)

最後までお読み下さり ありがとうございました。記事はここ迄です。

尚、本記事は作成から「5年以上」経過しています。

記事作成当時と現在の状況等により内容が適切でない場合があります。また、リンク切れが生じている場合もあります事を予めご了承下さい。

お気に入りに登録しますとお気に入り記事を一元管理でき、再度閲覧したい場合等 容易に記事を探し出す事ができますのでご活用下さい。

下段にはコメントを掲載しております。

広告バナー

購入情報(自身購入時の情報及び販売店サイトへのリンク)

購入日
平成25年 3月 頃
購入場所
Joshin web(楽天)
購入金額
15040

Canon デジタルカメラ PowerShot SX160IS 約1600万画素 光学16倍ズーム 単3形電池 ブラック PSSX160IS

※上記検索リンクは「PowerShot SX160IS」を検索ワードに設定

コメント

頂いたコメントを下記に掲載しております。更に下部にはコメント投稿フォームを設けております。

注意事項を確認・了承した上、コメント投稿お願いいたします。

注意事項に該当するコメントにつきましては、事前告知なしに投稿したコメントの削除を行う場合があります。

予めご了承下さい。

  • 記事内容と無関係なコメント
  • 公序良俗に反するコメント
  • 個人情報や法令違反を含むコメント
  • その他、管理者が不適切と判断したコメント

現在 頂いているコメントはありません

返信先(コメント管理番号)コメントに対し返信する場合のみ
お名前・ハンドルネーム2~32文字内で入力下さい
メールアドレス公開される事はありません
電話番号半角数字+ハイフンで入力下さい
コメント全角500文字内で入力下さい