アドテック Bluetooth USBアダプター AD-BTA1平成25年 5月 1日 作成
概略
アドテックが販売している、Bluetooth USBアダプター(Class1対応)の製品レビューです。
Bluetooth機能を搭載していないパソコンのUSBポートへ接続し、Bluetooth機能を追加するアダプタです。
「Bluetooth ドングル(Dongle)」とも呼ばれています。(ドングル(Dongle)=小さな装置を指す俗語。)
現在、メーカーでの生産は完了していますが、まだ販売しているお店もあるみたいです。(流通在庫のみ?)
以前にレビュー行った「AD-BTA2」は発信出力がClass2(通信距離=10m)でしたが、本製品「AD-BTA1」は発信出力がClass1(通信距離=100m)となっております。「AD-BTA1」との違いは、この通信距離の違いだけで、対応プロファイル等 他仕様は「AD-BTA2」と同じ様です。
内容も「AD-BTA2」と同等となります。ご了承下さい。
製品パッケージ及び概観写真
簡易製品仕様
メーカー名 | アドテック(ADTEC) |
---|---|
型番 | AD-BTA1 |
サイズ(mm) | 幅=12×高さ=4.7×奥行=30 |
重量(g) | 1 |
適合規格 | Bluetooth Ver2.1+EDR |
発信出力 | Class1対応 |
転送方式 | FH-SS |
通信距離(m) | 約 100(環境によって異なります) |
最大通信速度(Mbps) | 約 2.1(環境によって異なります) |
対応プロファイル | DUN、FAX、LAP、SPP、HID、HCRP、FTP、OPP、A2DP、AVRCP、GAVDP、HSP、HFP、PAN、BIP |
対応OS | Windows Vista、Windows XP(SP2以降)、Windows2000(SP4以降)/Mac OS 10.4.7以上 |
RoHS指令 | 対応 |
内容物 | Bluetooth USBアダプター本体、8cm CD-ROM、シリアルNo.らしきシール |
生産国 | 台湾 |
製品の特徴
「AD-BTA1」は、Bluetooth機能を搭載していないパソコンのUSBポートへ接続し、 Bluetooth機能を追加するアダプタです。
本製品では最大通信距離100mの長距離データ通信も可能となりました。
Bluetooth V2.1+EDRに対応し、BluetoothV1.2と比べデータ転送速度が約3倍に向上、もちろんRoHS指令にも対応しており、環境に優しい製品です。
高感度アンテナ搭載
Class1対応のつき、Class2の10倍である通信距離100mを実現
ワイヤレスで携帯と接続
携帯電話からパソコンへのデータ転送の他、Bluetoothによるマウスやキーボードをワイヤレスで使用することがメーカー、機種問わず使用可能です。
当社製品に公式対応
アドテックリリースのBluetooth製品との連携が可能です。
パソコンでワイヤレスで音楽を楽しんだり、データを送受信ができるなど、色々な可能性が広がります。
もちろん、他Bluetooth製品との連携もプロファイルによって可能です。
引用元:http://www.adtec.co.jp/products/AD-BTA1/index.html
使用所感
個体はプラスチック、接続端子は剥き出し。LEDは内部に装着されています。
■ 使用感 ■
本体サイズが「幅=12×高さ=4.7×奥行=30」とコンパクトサイズで、重さも「1g」と軽量な製品となっています。
マウスのみの接続ですが、今のところ不具合の発生はありません。
気になる点としては、アダプターをUSBポートに接続すると青色のLEDが常に点滅する事です。(PCの電源を落としても。)デスクトップPCの裏であれば問題ないかもしれないが、ノートPCだと、「チカチカ」して目障りかもしれません。
スタックに関しては、東芝製の物しか使用した事はありませんが、特に使いにくい・不便と感じる事は無く、容易に設定等行う事ができました。
■ ドライバインストール方法 ■
様々な入力デバイスに接続できるみたいですが、手持ちのBluetooth対応機器がマウスしかない為、マウスのみの検証となります。
使用したマウスは以前レビューした「DIATEC FILCO Bluetooth レーザーマウス」です。
アダプターをUSBポートへ接続する前に、先ずはドライバのインストールします。(付属のドライバは東芝製スタック。)
1).ドライブにCD-ROMを入れインストールを開始します。
2).インストールの途中で、Bluetooth USBアダプターの接続を促すメッセージが表示されるので、この時Bluetooth USBアダプターをPC本体USBポートに接続します。
以上でドライバのインストールは終了です。(再起動を促すメセージが表示された場合は再起動します。)
次にペアリング(使用機器の接続)を行います。
3).接続機器を接続可能な状態にしておき、タスクトレイのBluetoothアイコンを右クリックし、表示された項目から「新しい接続の追加」を選択します。
4).接続機器の検索及び接続が自動的に始まります。
以上で接続機器完了です。(接続機器によってはパスキーの入力を求められてきます。)
接続が完了するとスタックのBluetooth設定画面にアイコンが表示されます。
*付属のドライバは最新のOSに対応していない可能性があります。最新バージョンはこちらからダウンロードして下さい。
しかし、「For TOSHIBA notebooks」となっております。なので自己責任でお願いします。
総評
現在販売されている最新のBluetoothバージョンは「4.0」となっており、本製品は「2.1」と旧バージョンとなっております。接続機器との兼ね合いもありますが、接続機器のバージョン「2.1」の製品が現在も多く、当分の間はこちらの製品で事足りると思います。
後々の事を考え 又、「大は小を兼ねる」で、最新バーションのアダプターを購入するも有りかと思います。
Bluetooth対応のプリンタがあれば、ワイヤレス印刷が出来たりと、いろいろな活用してくれそうです。
既存のPCに安価でBluetooth環境が整備できたので充分満足しております。
その他
製品情報 (アドテック HP)
★こちらのショップからも購入出来ます★
アキバデバイス
ADTEC Bluetooth USBアダプタ AD-BTA1
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購入情報(自身購入時の情報及び販売店サイトへのリンク)
- 購入日
- 平成23年 12月 頃
- 購入場所
- amazon.co.jp
- 購入金額
- 980
-
アドテック Bluetooth NANO Dongle ホワイトクラス1 AD-BTA1
※上記検索リンクは「ADTEC AD-BTA1」を検索ワードに設定
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