フォントサイズ指定の単位を「rem」に統一してみる平成30年 7月 25日 作成
概略
CSSのフォントサイズ指定の単位には「px」・「%」・「em」・「rem」・「vw(vh)」と多々あり、今までは使いやすさから「px」指定をしていたのですが、他のフォントサイズ指定の単位の特徴をを調べてみて「rem」が使いやすそうだったので導入してみる事とした。
フォントサイズ指定の単位を書き換えるだけではなく「rem」の特徴を活かした活用方法を見出す。
手段
特徴
「rem」は、ルート要素(html要素)に対して相対的なフォントサイズとなる。
デフォルトでは「1rem」が「16px」となる。(0.5rem=8px、2rem=32px、3rem=48px)
特徴の活用
ブラウザの初期値のフォントサイズは16pxに設定されている。(html要素のフォントサイズを無記・100%とした場合。)
この「16px=1rem」と言う事をふまえ 例えば「14px」のサイズはremでは「0.875rem」となる計算。
remの”html要素に対して相対的なフォントサイズとなる”特徴を活かし、デフォルトのフォントサイズを変更し解りやすく直感的にする。
考え方は、10pxが1remとなるように「htmlのfont-sizeを62.5%」に設定する。(10px ÷ 16px × 100% = 62.5%)
これにより10pxが基準となり「1rem」は「10px」、「2rem」は「20px」となりわかりやすく直感的になる。
実装方法
CSS記述例
html { font-size: 62.5%; }
考察
「rem」に「vw(vh)」を合わせて書き、レスポンシブル適した記述方法もあるみたいので、次回の課題とする。(「vw(vh)」とは、ブラウザウィンドウの表示領域に合わせてフォントサイズを変更できるフォントサイズ指定の単位。)
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