カラムに登録されているカンマ区切りのデータを使って検索・抽出する方法令和2年 5月 12日 作成
概略
カンマ区切りになっているデータに対して、その中に含まれる文字を対象い検索・抽出したい場面が多々たります。その様な時に活躍するのが「FIND_IN_SET関数」です。
手段
WHERE句において、カラムにカンマ区切りでデータを「FIND_IN_SET関数」によって検索・抽出。
実装方法
構文
FIND_IN_SET(検索する値, 検索対象のカンマ区切りのカラム・文字列)
下記テーブルに対し「カラム fruitに[orange]が含まれる」という条件で抽出を行うSQL文を後記。
+----+--------------+
| id | fruit |
+----+--------------+
| 1 | apple |
| 2 | orange |
| 3 | orange,lemon |
| 4 | grape |
+----+--------------+
SQL文
SELECT id fruit
FROM テーブル名
WHERE FIND_IN_SET('orange', fruit);
出力結果は[orange]を含むidが[2]と[3]が抽出されす。
+----+--------------+ | id | fruit | +----+--------------+ | 2 | orange | | 3 | orange,lemon | +----+--------------+
考察
とても便利な関数です。
レコード数が多いと検索速度が遅くなる等のマイナス面もあるようですが..自分の環境下においてはまだ速度が遅いと体感できるほどまでには至っていません。
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