Mercury/32を使用して XAMPPローカル環境下においてのメール送信を可能にする令和元年 12月 30日 作成
概略
以前からXAMPPに組み込まれているmercury/32を使用すれば上記内容環境を整える事ができると分かっており幾度とチャレンジしてきたがうまくいかず挫折。
今回、いろいろなwebサイトを参考にメール送信が可能な環境ができたので、備忘録として記述しています。
設定手段
PHP側では「php.ini」の編集、mercury/32のでは「MercuryS SMTP server」と「MercuryC SMTP server」の設定を行う事で実現可能となります。
設定方法・内容
「php.ini」の編集
ファイルパス c:\xampp\php\php.ini(Cドライブ直下にxamppをインストールしている場合。)
[mail function]の項目へ移動、下記2項目をコメントアウトします。(他の表記も有りますが、下記は必要最小限の表記で省略しています。)
ファイルを保存した後、Apacheを再起動させます。
[mail function] SMTP = localhost smtp_port = 25
mercury/32の設定
メニューバー「Configuration」→「Protocol modules...」を選択。
「MercuryS SMTP server」と「MercuryC SMTP server」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。
チェックを入れた項目を反映させる為には「Mercuryの再起動」が必要なので再起動させます。
メニューバー「Configuration」→「MercuryS SMTP Server」を選択。
タブメニューの「General」を選択、「Listen on tcp/ip」の port:25 Alternate port:587 に設定しておく。
タブメニューの「Connection control」を選択、「Relaying control」のチェックを全て外す。
次に「Configuration」→「MercuryC SMTP Client」を選択。
「SMTP "smart" Host details」にて送信(SMTP)サーバー設定を行います。
Smart host name:送信(SMTP)サーバーのサーバー名
Connection port/type:587/SSL encryption via STARTTLS command
Login username:ユーザー名(メール受信時のユーザー名)
Password:パスワード(メール受信時のパスワード)
※個々の環境下にて設定下さい。
Mercuryの設定は以上です。
Mercuryを再起動、phpからmb_send_mail関数にてメール送信が可能となります。
考察
セキュリティ的に問題あるのかわからない為、その辺については追々学習して行く予定です。
この他にも外部メールサーバーを使用せずローカル環境下のみで簡潔出来るやり方等がある見たいだが、そちらはうまくいかなかった。こちらに関しても勉強..。
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